互明商事株式会社

ご挨拶

チャレンジし続ける人材の輩出で、お客様のモノづくりに貢献します

1952年、日本経済が戦後の混乱から回復に向かう最中、生活に必要な物資が不足していた時代に、弊社は創業いたしました。以来、大豆や落花生を軸に、豆類、穀物などを扱う卸売業者として大豆食品メーカー、落花生・ナッツ製菓材料メーカー、製餡メーカー、飼料メーカーの皆様から格別のご愛顧をいただきながら、持続的な成長を遂げてまいりました。

この約70年間で日本の食糧事情は大きく変化し、流通構造も様変わりしました。質よりも量が優先された時代には、大手商社が大型船で大量に輸入してきたものを私たち問屋が仕入れ、国内に販売しておりました。しかし1980年代に差し掛かり、栄養バランスがとれた食生活が実現すると、より高品質なものが求められるとともに嗜好が多様化し、一括で大量に輸入される原料では満足されないようになりました。それに伴い我々卸売問屋も、商社機能を持ち、買い付けルートを独自に開拓しなければお客様のニーズにお応えすることが難しくなってきたのです。

弊社においては1980年代初頭、カナダに常駐して北米の輸出業者を開拓して以降、独自に買い付けルートを拡大し、各輸出業者との関係性を深めてきました。その中で特に気をつけて来たのは商品の“安全性”です。特に、遺伝子組み換え作物の安全性に関する議論が高まった1990年代後半以降は、非遺伝子組み換え作物にこだわり、輸送中に混ざらないようコンテナで運ぶといった対応をしてきました。またご提供先のお客様に原産地まで同行していただき、生産や輸出の現場を見てご納得いただいた上で提供するという取り組みも行っています。

さて、弊社の社名の由来は「設立メンバーが5名だったから」という説と「お互いに明るい商売をしよう」という思いから来たという2つの説が存在します。私は2008年に経営を引き継いだ時から、後者を創業の理念であると捉え、事業を通して我々が関わる全ての人々が幸せになれるよう尽力してきました。振り返ってみれば1980年代の前半、新入社員だった私が、問屋の範疇にこだわらず、何の伝手もないところから北米の輸出業者を開拓することが出来たことも、先人たちが築いた企業文化が根付いている証左であると考えています。

アジアの新興国がすさまじい勢いで成長を遂げボーダレス化が進む今後の社会では、弊社もさらにドラスティックな変化が求められます。このような変化に耐えるため、顧客満足を実現する術を常に考えてチャレンジできる人材を輩出することで、卸先である食品メーカー様の安心・安全かつ高品質なモノづくりに貢献していく所存です。

代表取締役社長 林 英伸

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